オールインワン化粧品のメリット・デメリットを取り上げてきたので、ここからは「個別アイテムでのスキンケア」について取り上げましょう。
<個別アイテムでのスキンケアとは>
「個別アイテムでのスキンケア」には明確な定義はありませんが、ここでは、「化粧水・美容液・クリームといったように、それぞれ別々の容器に入れたものを使って行うスキンケア」だと考えてください。
オールインワン化粧品の場合は1つの瓶(ボトル)でケアが済みますが、個別アイテムでのスキンケアの場合は複数の瓶(ボトル)から中身を出し、顔に塗っていく作業が必要となります。
<個別アイテムでのスキンケアは能力が高め、組み変えもできる>
個別アイテムでのスキンケアでは、「化粧水は、化粧水としてだけの役割」「美容液は、美容液としてだけの役割」のみを果たせば良いと考えて開発されるため、オールインワン化粧品に比べて能力の高いスキンケアグッズがリリースされる確率が高くなります。 また、そのときどきの肌の状況(乾燥している、ニキビがある、など)に応じて使うアイテムを柔軟に切り替えていくことができます。そのため、「そのときの悩み」とピンポイントに向き合う商品を使うことができるのです。また、「今はべたつく季節だから、クリームはいらない」などのように、「使わない」という選択肢をとることもできます。