「デキストリン」は化粧品に配合されることが多いものですが、「食べ物に含まれている成分」としての認識を持っている人の方が多いのではないでしょうか。
ここでは、この「デキストリン」について解説します。
<食べ物に入っているものとしては、「難消化性デキストリン」というかたちをよくとる>
「デキストリン」は、食べ物に入っている成分です。食べ物に入っているときは、よく「難消化性デキストリン」というかたちもとります。
食物繊維を補うことがこの難消化性デキストリンの役割です。お腹の調子を整え、糖の吸収速度を遅らせ、内臓脂肪を少なくする効果やミネラルの吸収を助ける効果があります。
このため、難消化性デキストリンは健康に良いものとしてよく取り上げられます。
<化粧品に配合される場合はどんな役割がある?>
「食べ物」としてとるときは健康に良いさまざまな効果を示すデキストリンですが、肌に塗った場合はどうなのでしょうか。
当然、肌に塗っただけでは、お腹の調子が良くなる効果も糖の吸収を抑える効果も得ることはできません。
デキストリンが化粧品に配合される理由は、「粘性を出したり、化粧品を固形化させたり、大きさを一定にしたりするためである」といえます。
デキストリンのおかげで、肌にとどまることが難しいような化粧水(や美容液、クリーム)であってもしっかりと肌にくっつくことができるようになるのです。
デキストリンは、それ自体には大きな「有効な効果」はありませんが、化粧品を支える影の名わき役だといえるでしょう。
リペアローションSOにも含まれています。
https://www.risou.com/product/repair-lotion-so/
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/fiber/about/type/dextrin/