私たちの肌は、「一年を通して同じもの」ではありません。季節の影響を色濃く受けるものです。
今回は「秋の肌」に注目し、秋の肌を労わる方法を考えていきましょう。
<秋の肌は荒れやすい! その理由は?>
秋の肌は、実は「夏のダメージ」を残した状態です。
夏に受けた紫外線のダメージが秋の肌の新陳代謝(ターンオーバー)を乱すこともありますし、そもそも新陳代謝には1か月ほどの時間がかかるためまだ夏のダメージを抱えていることもあるのです。
加えてこの季節は、徐々に秋に向かうということで、「乾燥」も問題になってきます。夏のダメージをまだ抱えた状態で乾燥がひどくなっていったり、ゆらぎ肌の状態になったりして肌トラブルを抱えることも多いといえます。
がさつきやピリピリ感が出てくる人もいるので、しっかりと対策をしなければなりません。
<秋でも紫外線対策はしっかりと、保湿にも気を配りたい>
意外に思われるかもしれませんが、秋でも紫外線は降り注いでいます。9月の紫外線量は8月の紫外線量の約8割~9割程度ですし、紫外線対策はしっかり行わなければなりません。外が少し涼しくなっても、紫外線は出ているのです。
また、「保湿」にも気を配ることが重要です。
保湿は紫外線対策にもなりますし、肌が受けたダメージをフォローする役目もあります。
加えて、「乾燥によるかさつき」を未然に防ぐ効果もあります。
夏はさっぱりした基礎化粧品を使いたくなるものですが、秋に入ったのであれば、基礎化粧品の見直しも行いましょう。